YTK-systems

 

WinterBoardのThemeの改造

iOS5.1.1

Cydiaなどで配信されているWinterBoardのTheme。

アイコンや壁紙などとても面白いものが多いですが、強制的に壁紙などが固定されがちです。

そこで、壁紙を自分のものに変えてみましょう。

今回は「LS CircularClock」を題材に行ってみましょう。

とても良いロックスクリーン用のテーマなのです。

Cydiaで無料で配布されているのでダウンロードして

WinterBoardで適用してみてください。

ボケた壁紙がとても時間を見やすくしてくれるのですが、

ちょっと味気ないので変更してみましょう。

iPhoneとPCをUSBでつなぎ、「DiskAid」で開きます。

左タブの「File System」の「Root」から…

Var>stash>Theme.xxxx」までひらきます。

(最後の xxxx は人によって異なります。)

この中に「LS CircularClock.Theme」があるので、デスクトップにコピーしましょう。

ドラッグ&ドロップでコピーできます。

デスクトップにコピーしたテーマは、テーマファイルとして処理されます。

これのプロパティを開き、拡張子である「.theme」を削除(ファイル名を変えるだけでOK)してみましょう。これでフォルダに変化し、中身を見ることができるようになります。

ではフォルダに変化させたら中を見てみましょう。

この中に「LockBackground.html」があると思います。これをブラウザで開いてみましょう。

時計が動くのを確認できると思います。大抵のテーマはhtmlで書かれているので、

iPhoneを使わなくても確認をする事ができます。

また、htmlが書けるなら、自分で新たなテーマを作ることもできるはずです。


で、今回の場合「Layer.png」が壁紙にあたります。

自分で用意したpngの画像データを「Layer.png」(大文字も区別します)にリネームして、

このフォルダに格納します。

なお、今回のpng画像は[640×960]です。それ以上もそれ以下にもならないように。


格納したら一度ブラウザを終了させてから、再度「 LockBackground.html」をブラウザで立ち上げて

壁紙がうまく変更されてか確認します。

本来ならこのフォルダごとiPhoneに収納すればよいのですが、今回変更したのは壁紙だけですので、

この「Layer.png」をiPhoneに入れます。

入れる先は「Var>stash>Theme.xxxx>LS CircularClock.Theme」の中です。

上書き保存をしましょう。

格納できたら「Respring」します。

これをしないと変更点が適用されません。

ロックスクリーンの場合、最初にバグった画面が出てしまいますので、一度スリープをかけてから解除しましょう。

今回自分はiOS6の純正壁紙を使う事にしました。

本来ならホーム画面で使うものですけどね。


こんな感じでテーマ内の壁紙やアイコンを変化させていきます。

同様の手口を使えば、アプリの壁紙も変更できます。

これは自分がよく遊んでいるSNSアプリのQ Bottleです。

従来、こんな青い空ではありません。

これは数年前に神戸の須磨で撮影した写真をつかってみました。

覚えてしまえば、けっこう簡単ですので、是非ともチャレンジして下さい。








2012.8.19